<写真:baogialai.com.vn>
日本への3年間有効の数次入国ビザ(マルチビザ)を取得したベトナム人旅行者によれば、手続きの中で個人化した手書き書簡が非常に重要な役割を果たす。
あるベトナム人男性は、4月30日の休暇に合わせた観光目的で同ビザの取得に成功し、申請準備の経験を明らかにした。
申請手続きでは、出発の2〜3か月前から職業、財務、資産などの書類を整え、申請書、旅程、航空券、宿泊先予約に加え、書簡を添付して日本領事館の委託機関に提出する必要があるという。
審査期間は通常7〜8営業日である。
米国や欧州への渡航経験を持つ同人物は、申請結果を左右する要素として、添付する説明書簡を挙げた。
書簡はA4用紙1枚程度で簡潔にまとめ、自己紹介と職業、日本を渡航先に選択した理由、今後の具体的な入国計画、観光目的の順守を誓約する内容の4部構成とするのが望ましいとしている。
同人物は幼少期から「ワンピース」「ナルト」「呪術廻戦」といった漫画を通じて日本文化に触れてきたことや、学生時代に日本語を専攻した経験を記載した。
さらに、2024年に団体ビザで訪日した実績を踏まえ、複数回入国ビザ取得の妥当性を論理的に示したという。
書簡では、日本の四季ごとの体験への関心にも触れ、夏の花火大会、春の桜、冬の雪景色、歴史的な寺社の訪問などへの意欲を表明した。
また、2026年夏と冬、2027年の桜シーズンに再訪する具体的な計画も提示した。
財務証明について同人物は、資産規模よりも収入の透明性と安定性が重視されると指摘する。
実際、同人物は不動産所有証明を提出せず、約2億ドン(約120万円)の預金証明も一般的に推奨される3億ドン(約180万円)を下回っていたが、銀行口座の取引明細により安定した月収を示した。
旅行会社のビザ部門責任者も、書簡の重要性に同意している。
書簡は強い申請書類を補強する要素であり、長期のマルチビザ取得の可能性を高めるほか、内容次第では弱い書類を補う役割も果たすという。
統計総局によると、2025年1月〜11月に日本を訪れたベトナム人は約63万5000人で、海外渡航者全体の10%を占め、第2位の渡航先となっている。
現在、日本では南から北へと桜の開花が進む時期を迎えている。





































