<写真:laodong.vn>
ベトナム南部のホーチミン市で猛暑が続き、小児の呼吸器疾患や消化器疾患の患者が増加している。
ホーチミン市ではここ数週間、屋外気温が一時37~38度に達する厳しい暑さとなった。
これに伴い、5歳未満の子どもが第2小児病院を受診する数は1日あたり3000~4000人に上り、約20%増加した。
同様の混雑は第1小児病院や市立小児病院でも見られる。
第2小児病院の外来部副部長によると、受診する小児患者のうち急性呼吸器感染症が50%以上を占める。
残りは主に消化器疾患や皮膚疾患であり、手足口病、デング熱、水痘などの感染症もやや増加傾向にある。
医師は、暑く湿度の高い気候が細菌の増殖に適していると指摘する。
さらに、屋外の高温と冷房の効いた室内を頻繁に行き来することで体が適応できず、急性呼吸器感染、感冒、上気道炎、気管支炎、肺炎などにかかりやすくなるとしている。
また、高温により食品が傷みやすくなるため、消化不良や下痢、食中毒といった消化器症状の原因にもなる。
発汗の増加による皮膚の乾燥もあり、水分補給や衛生管理が不十分な場合、皮膚炎やアレルギー、皮膚感染症のリスクが高まる。
このほか、手足口病やデング熱、水痘などの感染症への感染リスクも指摘されており、特に手足口病は毎年3~5月と9~11月に増加する傾向がある。
医師は予防策として、水痘や髄膜炎、デング熱、おたふく風邪、風疹、インフルエンザなどのワクチン接種を推奨している。
加えて、涼しく風通しの良い環境を保ち、日中の強い日差しを避けること、適切な衣服の着用、過度な運動の抑制、急激な温度変化の回避が重要とした。
さらに、十分な水分補給、加熱調理と安全な飲料水の確保、食事前や排泄後の手洗いの徹底を求めている。
発症時には登校を控えさせるなど、集団内での感染拡大防止にも注意が必要とした。
家庭で療養する場合、発熱の持続、意識低下、けいれんの兆候、激しい嘔吐や下痢、ぐったりする、哺乳や食事の低下といった重症化の兆候があれば、速やかに医療機関を受診するように呼びかけている。






































