<写真:laodong.vn>
ベトナムでは2026年、4月に見られる短期的な寒の戻り「ナンバン」が発生しない可能性が高い見通しである。
国家水文気象予報センターのグエン・バン・フオン予報部長は15日、今後の暑さと寒気の動向についての取材に対応した。
そこで全国的に平年より気温が高い傾向にあり、暑さの到来も早いため、2026年には同現象が現れにくいとの見解を示した。
フオン氏によると、15日時点で全国の猛暑は範囲・強度ともに縮小し、ゲアン省からダクラク省にかけての地域に限られている。
午後1時時点の最高気温はおおむね36〜38度で、一部では38度を超えた。
予報では、翌日以降、西北部や中部高原、南部で猛暑は終息する見込みである。中部では17日から北中部で暑さが和らぎ、18日には中部全域で解消する可能性がある。
こうした変化は、4月16日夜から17日にかけて弱い寒気が流入する影響によるもので、北部では17日以降、涼しい天候に転じる見通しである。
この寒気に伴う雷雨により、4月初旬から続いていた長期の猛暑は北部および中部で完全に解消される見込みである。
具体的には、16日夜から17日にかけて北部で広範囲にわたりにわか雨や雷雨が発生し、降水量は20〜40mm、一部では100mmを超える大雨となる可能性がある。
特に北部の山岳地帯や中部タインホア省西部の山間部では、突風や竜巻、ひょう、強風のリスクが高い。
一方、雷雨は発生時期や場所の予測が難しいため、気象機関の警報情報を継続的に確認する必要がある。
雷雨時には不要不急の外出を控え、外出中の場合は安全な場所へ避難し、大木や電柱、開けた場所を避けることが求められる。
フオン氏は「4月16日夜からの季節終盤の寒気により、北部では17日から19日にかけて一時的に涼しくなる」と述べた。
同センターは今後1カ月、寒気の活動は弱いものの、中国南部の低気圧帯の影響で北部では雷雨や突風、落雷などの危険な気象が発生する可能性があると指摘している。
また、5月中旬にかけては全国的に猛暑が増加し、特に西北部やタインホア省からフエにかけての地域で、厳しい暑さの日数が平年より多くなる見込みである。


































