<写真:nguoiquansat.vn>
ベトナムで就労も就学も職業訓練も受けていない若年層、いわゆる「三無」状態の若者の大半が専門技能の訓練を受けた経験がなく、過半数が高校を卒業していない実態が明らかになった。
統計総局によると、年初からの3か月間で、15〜24歳のうち就業しておらず、教育や訓練にも参加していない若者(NEET)は約160万人に達した。
これは2025年第4四半期と比べ約17万3000人増、前年同期比で21万2500人増で、同年齢層全体の11.4%を占める。
この層の約7割が農村部に集中し、半数以上が女性である。
全体の87%に当たる約139万人が専門的・技術的訓練を受けたことがなく、その過半数は高校を修了していない。
一方、初級レベル以上の訓練を受けた者は13%にとどまり、約32%が就職を希望している。
「三無」若年層は、国際労働機関(ILO)が定義した指標に基づき、就業しておらず、正規教育や職業訓練にも参加していない15〜24歳の層を指す。
この指標は、若年層が労働市場および教育・訓練システムからどの程度切り離されているかを示すものである。
こうした状態に陥る要因としては、労働市場の状況に加え、教育水準の不足、都市部と農村部における就業機会へのアクセス格差、社会経済条件の違いなどが挙げられる。
四半期ごとの増減は、経済の雇用吸収力や教育・訓練への参加継続の可能性、就学から就労への移行の安定性を反映する。
増加は就業や学習機会へのアクセスが困難であることを示し、減少は市場や教育との接続改善を意味する。
2025年の「三無」若年層の割合は10%超で、世界平均の20%を大きく下回った。
バングラデシュの15%超、タイの約13%、ASEAN平均の16%超より低く、G7平均の10.6%とほぼ同水準である。
全体的なリスクは高くないものの、統計総局は脆弱な層に対する継続的な監視と適時の支援の必要性を指摘している。




































