<写真:vietnamnet.vn>
ホーチミン市公安は、有名ブランド「味の素」の偽造うま味調味料を大量に製造・販売していたグループを摘発し、これまでに4トン超を流通させていたことが明らかになった。
ホーチミン市公安によると、5月16日、地域の治安強化を目的とした45日間の集中取り締まりの一環として、経済警察部門が大規模な偽造調味料の製造・販売ルートを解明し、摘発に成功した。
捜査機関は、食品添加物の偽造・販売の疑いで、いずれもホーチミン市在住のズオン・ティ・イエン・オアイン容疑者(47)、タック・ヒエウ容疑者(47)、ズオン・ティ・イエン・スアン容疑者(56)の3人を起訴し、身柄を拘束した。
これに先立ち、ホーチミン市タンタオ街区カウキン通り付近での巡回中、警察は不審な段ボール箱を運搬していたヒエウ容疑者を発見し、検査を実施した。
押収した商品はいずれも出所を示す書類がなく、取り調べに対してヒエウ容疑者は偽物であることを認めた。
その後の捜査で、オアイン容疑者が主犯として偽造された「味の素」ブランドの包装資材を調達し、ヒエウ容疑者に供給して製造を行わせていたことが判明した。
スアン容疑者は包装の保管や受け渡し、代金の受領などを担っていた。
捜索の結果、当局は完成品の偽造調味料305袋、2万3000点以上の偽包装資材、約70kgの原料調味料のほか、電子はかり、熱圧着機、充填・包装用器具などの関連物品を押収した。
初動捜査によると、同グループは2026年1月頃から摘発時まで、市場で出所不明の調味料を仕入れ、偽ブランドの包装に詰め替えて市内の店舗や雑貨店に流通させていた。
これまでに4トン超を製造・販売し、多額の不正利益を得ていたとみられる。
捜査当局は、こうした行為が企業の知的財産権を侵害するだけではなく、消費者の健康や市場環境、経済管理秩序にも深刻な影響を及ぼすおそれがあると指摘している。
現在も捜査は拡大しており、関係者の厳正な処分に向けて調査が続いている。






































