〈写真:dantri.com.vn〉
気温40度を超える猛暑の中、屋外で太陽光を使って卵を焼く試みが各地で行われているが、十分に加熱されず失敗する事例が相次いでいる。
5月26日正午頃、ハノイ在住の女性は、鋳鉄製のフライパンを屋外に置いて加熱した後、卵2個を割り入れた。
約3時間にわたり直射日光にさらしたが、卵白は縁の部分のみ乾燥し、全体は固まらず裏返すこともできなかった。
翌日にはコンクリート上に直接フライパンを置く方法も試したが、卵は固まりきらず異臭を放ったという。
また、他の女性も、SNSで拡散する動画を参考に同様の実験を行った。
5月27日12時30分頃、40度を超える炎天下で鉄板の上にフライパンを置き、1時間以上加熱したが、卵黄と卵白は分離したままで、凝固の兆しは見られなかった。
女性はその様子を撮影し、注意喚起として投稿した。
北部および中部で猛暑が続く中、屋外で卵を焼く様子を映した動画がSNS上で急増している。
数分で卵が焼けるかのような映像が多くの再生回数を集め、模倣する動きが広がっている。
一方、ある男性は、自身の100万回以上再生された動画について演出があったと認めた。
屋外での加熱に失敗した後、ガスコンロで卵を焼き、再び屋外で撮影することで、あたかも太陽光だけで調理したように見せたという。
ハノイの研究者によると、気温が40度の場合、直射日光下の路面やコンクリートは60〜65度に達することがある。
この温度でも卵白のタンパク質は変性し凝固する可能性があるが、屋外では熱伝達が遅く不安定なため、実際に調理するのは難しいとしている。
また、低温でゆっくり変化した場合、見た目だけで加熱済みと誤認する可能性があるという。
調理関係者によれば、屋外の環境にはほこりや細菌、排気ガスが多く含まれており、40〜50度の環境で数時間放置された卵は衛生上のリスクが高い。
実験で使用した卵を食べないように注意が呼びかけられている。








































