<写真:vietnamnet.vn>
ハノイ市公安は、交通違反や都市秩序違反の監視を目的に、人工知能(AI)を搭載した無人航空機(UAV)の試験運用を開始した。
6月1日から、ホアンキエム区およびタイホー区において、巡回・監視業務にUAVを導入している。
使用される機体は国内企業が開発したもので、高解像度カメラや光学センサー、測位システムを備え、AI機能を統合している。
収集されたデータは、行政秩序管理警察部門、交通警察部門および各地区警察の指揮センターへリアルタイムで送信される。
UAVは地上から遠隔操作され、違法駐停車や交通渋滞、露天商の営業などの違反兆候を検知すると、画像や情報を即時に指揮センターへ送る仕組みである。
システムは異常事象の位置や優先度を自動表示し、確認後は現場の担当部隊に即座に伝達される。記録された映像は、検査や処分の根拠としても活用される。
また、道路や歩道の不法占用、不適切な廃棄物の集積など、都市秩序に関する違反の認識にも対応する。
上空からの視点により、従来の巡回方式と比べ監視範囲を拡大できる。
現在、ハノイ市公安は違反検知能力の評価を進めるとともに、風の影響下での機体の安定性やカメラのバランス性能についても検証している。
試験運用は8月30日まで実施される予定で、9月中に評価報告を取りまとめ、公安省に提出する計画である。実運用への導入可否の判断材料とする。









































