<写真:vietnamnet.vn>
ホーチミン市は、都市鉄道メトロ6号線のタンソンニャット国際空港~フーフー間について、事業化に向けた手続きを加速している。
ホーチミン市計画・建築局によると、都市鉄道管理委員会は現在、第1期区間にあたる同路線のルート案などの予備調査を進めている。
プロジェクトの早期立案に向け、国防省に対し、ルートや駅(ST3駅など)、国防用地に影響する位置に関する初期案の意見照会を行う方針である。
詳細設計段階では、政府の政令123号に基づき、引き続き協議を進める。
ルートは基本的に2040年までの都市総合計画(2060年までのビジョン)に適合しているが、一部区間や駅位置は運行効率の向上や移動時間短縮のため見直しが検討されている。
変更箇所については、複数案の長所・短所を並行して評価し、関連する都市計画や他事業への影響も精査する。
また、他路線との接続駅では路線間の干渉を抑える設計が求められている。
ホーチミン市は2026年中の着工を目標に掲げており、同路線はタンソンニャット空港の第1~第3ターミナルと直結するほか、バクエオ駅でメトロ2号線、フーフーでトゥーティエム~ロンタイン鉄道と接続する計画である。
これにより、タンソンニャット国際空港とロンタイン国際空港を結ぶ新たな輸送回廊を形成し、ホーチミン市中心部の交通負荷軽減を図る。
空港間連結については、メトロ2号線(タムルオン~ベンタイン、ベンタイン~トゥーティエム)とトゥーティエム~ロンタイン鉄道を組み合わせる方式が、最も迅速に実現可能な案とされている。
ホーチミン市はすでにメトロ2号線の各区間を2026年1月および4月に着工しており、トゥーティエム~ロンタイン間(約48km)も7月2日までの着工を計画している。
トゥーティエム~ロンタイン鉄道は全長約47.7kmで、計18駅(地下2駅、高架16駅)を設置する計画であるが、第1段階では14駅を先行整備する案が示されている。
さらに、ホーチミン市はトゥーダウモット~中心部を結ぶメトロ路線についても、従来計画より5年前倒しとなる2030年完成を目指し、2026年12月の着工を提案している。
政治局は2025年5月の決議で、ホーチミン市に対し2030年までに約200kmの都市鉄道整備を完了するように求めている。
ホーチミン市は、既存および計画中の各プロジェクトを踏まえ、この目標達成に必要な条件を備えているとしており、今後は工期管理と事業運営が鍵になるとしている。




































