<写真:laodong.vn>
妊娠に気付くのが遅れた20歳の女性が中絶薬を自己判断で連続服用し、重篤な状態で入院する事例が発生した。
ハノイ産婦人科病院によると、女性は妊娠約31週の時点で入院した。本人の説明では、妊娠に気付いたのは入院の約1週間前であったという。
女性は専門医療機関を受診せず、インターネットで中絶薬を購入し自宅で服用した。
初回服用後に期待した効果が得られなかったため、さらに薬を追加し、合計で約10錠を摂取した。その後、腹痛と性器出血が現れ、救急搬送された。
診察の結果、早産の兆候、胎児機能不全、子宮破裂の危険が確認された。いずれも母体と胎児の生命に関わる重篤な産科合併症である。
医師による迅速な処置により母体の容体は安定したが、新生児は現在も新生児科で経過観察を受けている。
医師によると、同様の事例は珍しくない。若年層を中心に生殖健康に関する知識不足が見られ、妊娠の兆候や安全な避妊法、薬の危険性に対する理解が不十分なケースが多いという。
一部では医療機関ではなく、SNSや口コミに頼る傾向も見られる。
特に妊娠週数が進んでいる場合や自身の健康状態を把握していない場合、自宅での自己対応は重大な結果を招く可能性がある。
医師は、中絶薬は適切な条件下で医療機関の管理のもと使用されるべきであり、自己判断での使用は出血、多量出血、感染、異常分娩などの危険を伴うと指摘する。
妊娠の可能性がある場合は速やかに専門医療機関で診察を受け、妊娠週数の確認と適切な対応について助言を受ける必要があるとしている。
また、医師の診断や指示なしに中絶手段を用いることは厳に避けるべきであると強調している。




































