〈写真:thanhnien.vn〉
ホーチミン市でオンライン詐欺拠点の設立を図っていた中国人83人が警察に摘発された。
ホーチミン市公安は6月12日、この83人に加え、多数の外国人による不法入国や詐欺活動の疑いについて捜査を拡大していると発表した。
今回の摘発はホーチミン市公安が実施する45日間の犯罪取り締まり強化の一環である。
当局は6月8日、市内の宿泊施設420カ所を一斉に検査し、ビンズオン坊ホアフー4地区にあるホテル「エメラルド・ゴールド」を貸し切っていた中国籍83人のグループを発見した。
現場では、オンライン詐欺の計画やシナリオを準備していた状況が確認された。
捜査によると、これらの大半はカンボジアから不法入国し、中国国内の被害者を対象とする資産詐取を目的に拠点設立を進めていた。
宿泊先の捜索では、パソコンや携帯電話など数百点の電子機器が押収された。人員体制や設備は設置段階で、運用開始前に摘発された。
ホーチミン市公安は今回の摘発により、大規模な越境型ハイテク詐欺センターの形成を未然に防いだとしている。
一方、同期間の検査では、外国人の宿泊登録を行っていなかった宿泊施設84件が確認されたほか、不法入国、不法就労、賭博、オンライン詐欺などの違反行為に関与した外国人約300人も発見された。
利益目的で不法滞在の外国人に宿泊を提供した事例も確認されている。
当局は、不法入国や滞在を助長する行為は刑法第348条に基づき、最大15年の禁錮刑が科される可能性があると警告した。
また、6月初旬にはフート省公安も、カンボジアから移動してきた中国人グループがハノイ、ラオカイ、フートなどで別荘やリゾート施設を借り、オンライン詐欺拠点の設立を準備していた事案を摘発した。
現場ではパソコン73台、携帯電話134台などが押収され、設備は稼働前の段階だった。
同グループはカンボジア当局の取り締まりを受けてベトナムに移動していたとみられ、関係者数人が緊急逮捕され、主犯格も拘束されている。






































