<写真:laodong.vn>
ベトナムで本人確認を完了していない携帯電話契約500万件超が、6月15日午前0時から発信やSMS送信ができない一方向の利用制限を受けた。
ベトテル・テレコムによると、科学技術省の通達08に基づき、同時刻から未認証の契約は正式に発信およびSMS送信ができなくなった。
国家管理機関の工程に従い、対象は500万件以上に上る。他の通信事業者でも同日中に同様の措置が実施された。
今回の措置は、契約者本人の管理強化や不正SIM、なりすまし、電話を利用した詐欺行為の抑止を目的とする。
利用制限後60日(8月15日)を経ても認証が完了しない場合、双方向の通信が停止される。
さらに5日後までに手続きが行われない場合、当該番号は回収される。すでに一方向の停止措置を受けた契約でも、認証を完了すれば即時にサービスは復旧する。
認証は通信事業者のアプリや電子身分証アプリ「VNeID」を通じたオンライン、またはICチップ付き市民身分証を持参した店舗での手続きにより行う。
通達08では、未認証の一般契約に加え、端末変更後に再認証を行わない場合や、所有者がVNeID上で利用を否認した契約も制限対象となる。
端末変更時に認証を行わない場合は、変更から2時間以内に手続きを行わなければ一方向の通信が停止され、30日後には双方向停止、さらに5日後には番号が回収される。
また、端末変更時には顔認証による生体認証を最大2時間以内に再実施することが義務付けられた。
認証は顔画像を国家人口データベースや身分証データ、出入国データベース、または通信事業者が保有する生体情報と照合する方法で行う。
認証システムには国際基準FIDOに基づき、誤拒否率5%未満、誤受入率0.01%の精度が求められるほか、写真や動画、3Dマスクなどによる不正を検知する機能も必要とされる。
なお、外国人名義の契約や組織が付与した契約で、これまでビデオ通話による認証を行っていない場合は、有効なパスポート画像の提出と対面手続きが必要となる。





































