<写真:tuoitre.vn>
ベトナムの航空各社は、機材拡充や国際路線の開設、ロンタイン国際空港の運用準備に向け、客室乗務員や技術者、運航要員の大規模採用に乗り出した。
サン・フーコック・エアウェイズは、6月27日にホーチミン市、7月18日にハノイ市で採用活動を実施し、約1000人の乗務員を募集すると発表した。
採用者には訓練費用を全額支給し、初任給は2400万ドン(約14万4000円)、経験や職位に応じて月収は5400万ドン(約32万4000円)超となる可能性がある。
同社は年末までに33機体制を計画しており、韓国、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタンの代表責任者も募集し、国際運航体制の拡大を進める。
ベトナム航空は年内に1200人超の客室乗務員採用を計画する。英語資格が未取得でも応募可能とし、採用後に補完する方式を導入した。
TOEIC550点以上600点未満の応募者は訓練参加が認められるが、12カ月以内に600点以上へ引き上げる必要がある。
基準未達の期間は国内線のみに配置される。また、他社で1年以上の経験を持つ人材も対象とする。
ベトジェットエアは7月から9月にかけてホーチミン市、ダナン市、ハノイ市で採用イベントを開催予定で、客室乗務員に加え、旅客サービス、貨物運用、駐機場調整、技術者、整備士なども募集する。
ベトラベル航空も7月に新規および有資格者の採用を行い、経験者には短期間の機種転換訓練を提供する。
航空会社の人事責任者は、採用増は需要拡大だけでなく企業間の人材移動も反映していると指摘する。
待遇や成長機会が競争力を欠く場合、経験者が離職し、補充採用が常態化するという。
ベトナム空港総公社(ACV)もロンタイン空港向けに採用を継続しており、滑走路清掃、車両運転、設備運用、医療、保守、技術などの職種で人員を募集している。
一部職種は高校卒業で応募可能で、最低月収は1300万ドン(約7万8000円)以上とされる。
同空港ではなお約2000人の人員不足があり、専門要件を満たしても語学力が基準に達しない応募者が多いことが課題となっている。
航空市場の急速な回復に伴い、旅客数と便数が増加しており、機材増強に合わせて操縦士や客室乗務員に加え、技術者や地上業務要員の需要も拡大している。




































