〈写真:nguonluc.com.vn〉
ベトナム北部8省における2026年第3四半期の採用需要のうち、55%超が単純労働者であり、主に生産工員であることが分かった。
ハノイ雇用サービスセンターが7月9日時点で集計したところ、同地域の企業による採用計画は合計10万9000人超に上る。
地域別では、バクニン省が約8万6500人で最多となり、フート省とタイグエン省はいずれも7000人超、トゥエンクアン省とニンビン省は各約3000人、ランソン省、カオバン省、ハノイ市は300~1000人程度である。
職種別では、単純労働者が55%超を占め、技術工が23%、大学・短大卒以上が22%となる。
需要が多い職種は、生産工員、部品製造、技術職、繊維・皮革・靴、営業・販売、エンジニアの順である。
賃金水準は、1500万ドン(約9万3000円)超が約15%で高技能人材向け、1000万~1500万ドン(約6万2000~9万3000円)が45%で営業や監督職が中心、700万~1000万ドン(約4万3000~6万2000円)が約29%、700万ドン(約4万3000円)未満は約5%、残る6%は個別交渉による。
バクニン省は「FDIの拠点」の1つであり、第3四半期の採用需要の約80%、8万6500人超を占める。
バクニン省雇用サービスセンターのチャン・バン・クアン相談・職業紹介部長は、現在の採用数は年初に比べ落ち着いているものの、年末にかけて工業団地や産業クラスターの稼働・拡張に伴い再び増加すると指摘する。
多くの企業は依然として単純労働者を必要とし、採用後に追加教育を行っている。
人材確保のため、採用ボーナスや初期勤務時の手当を強化しているほか、長期就労を促す賃金優遇策の導入も検討されている。
一方、高度人材については、教育機関からの採用や他社からの移籍が中心であり、地域内の供給は十分でないため、主に外国人労働者に依存しているという。
バクニン省は2025年、外国直接投資(FDI)誘致額で全国首位となる55億ドル(約8894億円)を記録した。
バクニン省には約3400件の工業プロジェクトがあり、電子、部品、縫製、物流が中心で、約83万人の労働者を抱える。
工業用地の稼働率は55%超で、工場の拡張が続く中、特に旧正月前後と年初に人手不足が顕著となっている。






































