<写真:daibieunhandan.vn>
メコンデルタ地域では流行期ではないにもかかわらず、手足口病の感染拡大が続き、重症化する子どもが増えている。
特に3歳未満の患者で重症例が目立ち、医療当局は新学期を前に感染対策の強化を呼びかけている。
同地域の小児専門病院であるカントー市小児病院では、1日当たり50~70人の患者を受け入れており、年初からの入院患者は約1500人と前年同期の約2倍に増加した。
入院患者の多くは保育園・幼稚園に通う年齢の子どもで、年初から49人が集中治療室で治療を受けた。監視結果では、重症化を引き起こしやすいEV71株が多く確認されている。
各地でも感染拡大が続く。カントー市では年初から2660人超の患者が確認され、1人が死亡したほか、市内すべての103行政区で患者が報告されている。
ドンタップ省では3500人超と前年同期比で33%以上増加し、1人が死亡した。カマウ省でも約1500人と前年同期比149%超増え、3歳男児1人の死亡が確認された。
カントー市小児病院の感染症科長、フイン・フン・ズン医師によれば、例年は4~5月と9~11月が流行のピークである。
しかし、2026年は年初から患者数が増加し、EV71株の流行によって重症例が増えている可能性があると指摘した。同病院ではEV71株が患者のおよそ半数で確認されているという。
手足口病は主に5歳未満、特に3歳未満の子どもに多くみられ、手足や臀部の水疱、口内の潰瘍などが特徴である。
高熱が続く、頻繁に驚いたような反応を示す、歩行が不安定になる、嘔吐や手足の震えがみられる場合は重症化の兆候であり、直ちに医療機関を受診する必要がある。
重症化すると脳炎や髄膜炎、心筋炎、急性肺水腫などを引き起こし、適切な治療が遅れれば死亡する恐れもある。
新学期を控え、保健当局は地域での患者監視を強化するとともに、学校での衛生管理や教室・遊具のクロラミンBによる消毒、感染発生時の消毒作業を徹底するように求めている。
また、各病院に対し、医薬品や消毒剤、人員を確保し、感染拡大に備えるように指示している。







































