<写真:tuoitre.vn>
劇場版「名探偵コナン」第29作は、ベトナムで7月18日から先行上映を開始し、3日間の興行収入が460億ドン(約2億8000万円)を超えた。
2026年にベトナムで公開された外国映画としては、『ドラえもん』第45作を上回る公開初動興行収入の最高記録を更新した一方、作品内容を巡って観客の評価が大きく分かれている。
SNSやファンコミュニティでは、従来のシリーズの持ち味である推理要素よりもアクションシーンに重点が置かれているとの指摘が相次いだ。
神奈川県警のメンバー、とりわけ萩原千速を中心とした物語に多くの時間が割かれ、事件そのものの解決は比較的短時間で終わるとの感想や、バイクがヘリコプターへ飛び移る場面など、現実離れした演出を疑問視する声もみられた。
一方で、こうした批判は厳しすぎるとの意見も少なくない。
アニメ作品として迫力ある演出を評価する声や、長年マンガやアニメを追い続けてきたファンであれば新たな登場人物や物語を理解しやすく、十分に楽しめるとの評価も寄せられている。
本作は神奈川県の高速道路を舞台に、大規模なカーチェイスやアクションを従来以上に取り入れた構成へ転換した。
論理的な推理を担うコナンと、現場経験やバイク操縦技術を持つ萩原千速の役割を対比させることで新たな作風を打ち出す一方、推理色が薄れたことが賛否を呼ぶ要因となっている。
物語は横浜を舞台に「黒い暴走族」の追跡を軸として、新型オートバイ技術に関わる事件と萩原研二、松田陣平の過去の秘密を描く。
ベトナムでは先行上映が7月23日まで延長され、全国公開は7月24日に予定されている。








































