<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市人民委員会は、観光地の治安維持や観光サービスの質向上を目的に、「観光秩序員」を重点観光エリアへ配置する方針を承認した。
市青年ボランティア隊と観光局が連携し、安全で親しみやすい観光地づくりを進める。
新たな体制では、観光局が市公安や各地域当局と協力して重点観光地や主要ルートを選定し、青年ボランティア隊が必要な人数の観光秩序員を配置する。
観光秩序員は巡回や観光客への案内に加え、ぼったくり、客引き、スリ、ひったくりなど観光客の安全を脅かす行為の発見や対応、必要に応じた関係機関への引き継ぎを担う。
また、ブンタウ、タムタン、ロンハイ、ホーチャム、コンダオなどの特別区・地域の当局には、観光秩序員の活動を支援し、観光客の安全確保に向けて発生事案への迅速な対応を行うように求めた。
ホーチミン市では、この観光秩序員制度は約20年前から中心部で運用されてきた実績がある。
グエンフエ通り、市民劇場、9月23日公園、ベンタイン市場周辺などでは、緑色の制服を着た隊員が観光案内や巡回を行い、観光客への支援や犯罪・迷惑行為の抑止に当たってきた。
今回の決定は、市域再編後に観光地の対象範囲が広がったことを受け、制度を拡充するとともに、関係機関との連携や運用を標準化することが狙いである。
なお、2013~2016年には、タイやカンボジアのような法的権限を持つ「観光警察」の創設も提案されたが、人民公安法や組織制度上の制約から実現には至らなかった。




































