〈写真:tuoitre.vn〉
企業家向けミスコンテスト「グローバル・ビジネス・ミス2023」の優勝者に授与されたとされる約30億ドン(約1900万円)の王冠を巡り、制作会社が「価値は素材だけではなく、デザインや象徴性も含めたもの」と説明したことを受け、その価格設定の根拠を疑問視する声が相次いでいる。
現地紙の読者からは「約30億ドン(約1900万円)という価格は誰がどのような基準で算定したのか」「デザインや制作費、素材費はそれぞれいくらなのかを明らかにすべきだ」といった意見が寄せられた。
また「もし約30億ドン(約1900万円)の価値があるなら、中古で売却した場合はいくらになるのか」と、市場で裏付けられる価格なのかを疑問視する声もあった。
一方で、芸術作品のように人々が認める価値によって高額で取引される例を挙げ、王冠の価格にも無形の価値が含まれ得るとの見方も示された。
ただし、それは実際の取引を通じて市場が認めた価値であるべきで、所有者や主催者が一方的に決めるものではないとの反論も出ている。
多くの読者は、論争が拡大した理由は、素材の価値と商業的価値、デザインや象徴性を含めた価格構成について、主催者や制作会社が当初から十分に説明しなかったことにあると指摘した。
受賞者がそうした費用を負担する立場ではない以上、価格の内訳を最初から明確に公表していれば混乱は避けられたとの意見も目立った。
さらに、客観的な結論を示すため、関係当局や専門機関による鑑定結果を公表し、真偽を明らかにすべきであるとの声も上がっている。
問題となっている王冠は、2023年3月にダクノン省で開催された同コンテストで授与されたもので、主催者は王冠とティアラ3点の総額を80億ドン(約4900万円)超、このうち優勝者用の王冠は約30億ドン(約1900万円)と公表していた。
その後、優勝者のグエン・ティ・タオ氏は主催者との間で称号を巡る対立が生じ、王冠を返還せず鑑定に出したとしており、最近拡散している鑑定時の動画は2023年に撮影されたものであると説明している。




































