<写真:dantri.com.vn>
ハノイ市疾病対策センター(CDC)は、過去1週間に市内76の行政区で新たに185人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。
前週からほぼ倍増し、市内の感染者数は3週連続で増加している。2026年の累計感染者数は588人となったが、死者は確認されていない。
感染拡大は夏季休暇中の旅行や交流、集会の増加と重なっており、人との接触機会が増えたことで呼吸器感染症が広がりやすい状況になっている。
CDCは、今後数週間も感染者数の増加が続くと予測している。
感染拡大は医療現場にも影響を及ぼし始めている。
中央熱帯病病院では現在18人の新型コロナ患者を受け入れており、多くは高齢者や基礎疾患を持つ重症化リスクの高い患者である。
入院患者には発熱、頭痛、倦怠感、せき、のどの痛みのほか、下痢や吐き気などの消化器症状がみられるという。
医療関係者は、ウイルスの変異が続く可能性を踏まえ、とくに重症化リスクの高い人は健康状態を注意深く観察し、感染が疑われる症状が現れた場合は他者との接触を控えるとともに、ワクチン接種を受けるように呼びかけている。
一方、ハノイ市ではデング熱も同じ週に146人の感染が確認され、前週より50人増加した。
新たに3件の集団感染も確認され、2026年の累計感染者数は871人と2023年同期の約2倍に達した。
手足口病は109人で前週からやや減少したものの、8~9月の新学期を前に流行リスクは依然高いとされる。
CDCは複数の感染症が同時に増加する状況を受け、監視体制を強化し、感染の早期発見と封じ込めを進める方針である。
中国でも夏季に新型コロナの感染が再び拡大しており、中国疾病対策当局によると、検査陽性率は6週連続で上昇した。
6月には約7万9000人の感染者が確認され、重症者は130人、死者は1人であった。
流行しているのはいずれもオミクロン株系統で、公衆衛生上のリスクを高める新たな変異株は確認されていない。





































