<写真:イメージ画像>
ホーチミン市人民裁判所は、麻薬密売組織を巡る事件で、歌手のチー・ダンやモデルのアン・タイ(アンドレア・アイバル)を含む被告227人の公判を8月17日から9月12日まで開く。
被告らは違法薬物の運搬・売買、違法薬物使用の組織化、違法薬物所持、犯罪不申告、犯人隠避、財産の不法占有などの罪で裁かれる。
歌手チー・ダン(本名グエン・チュン・ヒエウ)と兄のグエン・チュン・ティン、慈善活動で知られるグエン・ドー・チュック・フオンは、違法薬物使用を組織した罪に問われている。
スペイン国籍のモデル、アン・タイ(本名アンドレア・アイバル・カルモナ)は、違法薬物使用の組織化に加え、違法薬物所持の罪でも起訴された。
捜査当局は、両者がホアン・シー・タン被告を首謀者とする密売組織から薬物の供給を受けていたとみている。
事件は、2023年3月16日にホーチミン市のタンソンニャット国際空港で、ベトナム航空の客室乗務員4人の手荷物からMDMA8kg超、ケタミン3kg超、コカインなどが見つかったことを契機に拡大した。
当局はその後、広域捜査「VN10」を立ち上げ、密売網の全容解明を進めた。
捜査当局によると、この組織は34の省・市で約500の支部・下部組織を通じて活動し、薬物取引総額は約29兆ドン(約1800億円)に達した。
摘発では約600kgの薬物のほか、銃12丁、実弾67発、手りゅう弾3個を押収した。
検察は、この事件を組織性が高く、被疑者数・活動範囲ともに極めて大規模な重大事件と位置付けている。
一方、薬物が歯磨き粉のチューブに隠されていた事件に関与した客室乗務員4人については、他の被告との共謀や金銭授受を裏付ける証拠がないとして、違法薬物運搬の責任を問う根拠はないと結論付けた。




































