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ホーチミン市では、豚肉や魚、野菜、果物に加え、ガソリン・軽油価格も上半期に比べて下落し、多くの家庭の生活費負担が軽減されている。
市場やスーパーでは7月末から8月初めにかけて生活必需品の値下がりが広がり、食費や交通費の抑制につながっている。
ホーチミン市内に住む4人家族の女性は、1日の食費が12万~16万ドン(約750~1000円)で済み、8月初め以降は肉や魚、野菜の価格下落により、上半期と比べて食費が約15~20%減少したという。
市場では豚バラ肉が1kg当たり14万~15万ドン(約870~930円)と数カ月前より1万~2万ドン(約62~120円)安くなり、モモ肉は10万~12万ドン(約620~750円)、スペアリブは約16万ドン(約1000円)まで下がった。
スーパーでも豚肉や鶏肉は10~22%、牛肉は約10%値下がりした。
ホーチミン市財政局は価格安定化制度の対象となる豚肉など9品目を1kg当たり2000~9000ドン(約12~56円)引き下げ、市場価格より少なくとも5%安い水準を維持している。
野菜も供給回復で価格が大幅に下落し、カボチャやヘチマ類は1kg当たり約2万5000ドン(約160円)、トマトは7万ドン(約440円)から3万~4万ドン(約190~250円)へ下落した。
安全野菜協同組合によれば、供給増加に対し需要の回復が鈍く、生産地価格が低水準で推移している。
燃料価格の下落も家計を後押ししており、3月末から4月初めの高値と比べ、ガソリン価格は約18%、軽油価格は27%超下落した。
現在のE10 RON95-IIIは1L当たり2万2850ドン(約140円)、E5 RON92は2万2380ドン(約140円)、軽油は2万7620ドン(約170円)となっている。
輸送コストの低下を背景に航空運賃も夏の繁忙期後に値下がりし、一部長距離路線では前年同期比10~15%安くなったほか、国内線では税・手数料別で数万ドン台の運賃も見られる。
こうした動きは物価全体にも反映されている。
財務省統計局によると、7月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.12%低下し、燃料や食品価格の下落を受けて交通、外食・飲食サービス、住宅・光熱費などの指数が押し下げられた。
ホーチミン市の7月の小売・サービス売上高は170兆ドン超(約1兆600億円)で前月比2.3%、前年同月比16.3%増となった。
1~7月累計では1130兆ドン超(約7兆円)と前年同期比13%超増加した。
ホーチミン市商工局は、小売各社と連携して需要喚起策を進めており、WinMart、Bách Hóa Xanh、Co.opmart、GO!、Satraなどでは食品や生活必需品を10~30%値下げするほか、「1個買うと1個無料」などの販促も実施している。
流通各社は9月以降の需要増加を見据え、肉や野菜、加工食品の在庫を積み増し、品不足による価格上昇を防ぐ方針である。





































