<写真:イメージ画像>
ベトナムでは30歳を超えて安定した収入を得ていても、結婚相手を見つけるのが難しい男性が少なくない。
統計局によると、出生時の性比は男児111.4人に対し女児100人であり、人口学者は2034年までに約150万人、さらに25年後には約250万人の男性が過剰になると予測している。
こうした男女比の偏りに加え、結婚を妨げる要因として、交際スキルの不足や現実とかけ離れた相手選びが指摘されている。
ハノイ市の婚活サービス事業者と、ホーチミン市の結婚相談所によると、結婚が難しい男性にはITや技術、研究など閉鎖的な職場環境で働く人が多く、主な障害は三つあるという。
一つ目は交際スキルの不足である。
初対面で服装や身だしなみに気を配らず、喫煙や政治、金銭といった議論を呼びやすい話題を持ち出したり、元交際相手への不満を語ったりすることで、再会を断られるケースが目立つ。
30歳以上の男性利用者の60~70%が交際スキルに課題を抱えているという。一方で、助言を受けて接し方を改善し、結婚に至った事例もあった。
二つ目は現実に合わない結婚相手の条件設定である。
自身の条件に見合わない高い外見や職業、家庭環境を求め続けることで、出会いの機会を狭めてしまうケースがある。
利用者の約20%が外見面で不釣り合いな条件を設定しており、年齢条件を緩和したことで価値観の合う相手と結婚した男性の例もあるという。
三つ目は生活習慣や考え方を変えようとしない姿勢である。
専門職の男性には安定収入があっても趣味や仕事中心の生活を送り、家事や感情のコントロール、家庭での役割分担への準備が十分でない人もいるという。
専門家は、外見や収入だけではなく、自分を客観的に見つめ、出会いの機会を広げ、家事や対話を含めた共同生活への備えを進めることが、結婚の可能性を高めると助言している。





































