<写真:イメージ画像>
ベトナムが、NZ Herald Travel Readers' Choice Awards 2026の「世界最高のグルメ旅行先」部門で首位に選ばれた。
イタリア、日本、タイ、フランスなど世界的な美食の目的地を上回っての受賞であり、国際的な旅行者やメディアからベトナムの食文化への評価が高まっていることを示した。
同賞はNZ Heraldの読者投票によって、人気の旅行先や観光体験を表彰するものである。
同部門の順位はベトナムに続き、イタリア、日本、タイ、シンガポール、オーストラリア・メルボルン、フランス、ニュージーランドのオークランド、ウェリントン、ホークス・ベイが入った。
NZ Heraldは、近年の食を目的とした旅行では、高級レストランだけではなく、地域の日常生活に根差した体験への関心が高まっていると指摘する。
旅行者は伝統市場や屋台料理、郷土料理に加え、地元住民との料理教室や調理方法の体験を通じ、食文化そのものを知ることを求めているという。
同紙は、ベトナム料理について、新鮮な食材や香草、多彩な食感、風味豊かなスープを特徴とする独自の食文化を高く評価した。
屋台から食堂、カフェまで食が人々の日常生活に深く根付き、フォーやバインミー、揚げ春巻き、バインセオ、各種麺料理やご飯料理などを街角や市場で気軽に味わえる点も魅力として挙げた。
また、伝統市場の散策や料理教室への参加は、食材や調理法、料理に込められた文化を理解する機会になるとしている。
さらに、北部、中部、南部で異なる食文化もベトナムの強みと評価された。
ハノイを代表とする北部は繊細で上品な味わい、中部ではフエを中心に宮廷料理の伝統を受け継ぐ辛味と濃厚な味付け、南部では甘みがあり香草を豊富に使う料理が特徴である。
この地域ごとの多様性が、旅行者に幅広い食体験を提供しているという。
ベトナム国家観光局は、今回の首位獲得はベトナム観光、とりわけ食文化の魅力が国際的に認められたことを改めて示すものであるとしている。
豊かな食文化は、文化や地域の暮らしと旅行者を結び付ける重要な資源となっており、観光地としての競争力向上やベトナムの魅力発信にもつながるとの見方を示した。

































