<写真:vietnam.vn>
ベトナム最大の空港であるタンソンニャット国際空港は、旧暦12月23日に当たる10日、テト(旧正月)に向けた繁忙期に突入し、発着便数が1000便を超えた。
インフラ上の制約や悪天候への懸念が重なる中、直前期の航空券価格は高止まりの状況にある。
空港運営センターによれば、同日の発着便数は計1015便(出発515便、到着500便)である。
このうち旅客便は866便で、残りはフェリー便、貨物便、専用機である。
利用者数は約14万4900人で、出発客が約9万4700人、到着客が約5万人、国内線利用者は約8万8800人と全体の大半を占めている。
急増する需要に対応するため、空港側は運航体制および保安体制を強化し、混雑緩和策を講じている。
第3旅客ターミナル(T3)では同日364便を取り扱い、約5万6300人が利用した。
空港は利用者に対し、通常より早めの到着と航空会社からの最新情報の確認を呼びかけている。
一方、北部および北中部では2月28日まで霧や小雨の影響により視界が悪化する可能性がある。
カットビ国際空港、トースアン空港、ビン国際空港、ドンホイ空港、フーバイ国際空港などで離着陸に支障が出る恐れがある。
各航空会社は安全最優先の観点から、出発遅延や目的地変更が生じる可能性があるとしている。
また、ホーチミン市とハノイ市を結ぶ幹線では座席需給が逼迫している。
ベトナム航空局によれば、テト前の旧暦12月24日から27日にかけて同路線の予約率は83~90%に達し、テト後の旧暦1月5日から7日にかけてはホーチミン市行きで80~94%となった。
10日午後の時点でも一部時間帯には空席が残っているものの、価格は高水準で推移している。
ベトジェットエア、バンブー・エアウェイズ、ベトナム航空が販売するホーチミン市発ハノイ市行き(旧暦25~27日出発)の片道運賃は、深夜・早朝便で350万~580万ドン(約2万〜3万4000円)である。
ベトナム航空の一部便では880万~1000万ドン(約5万2000〜5万9000円)に達している。
テト後のハノイ市発ホーチミン市行きはビジネスクラス中心で、片道約1000万ドン(約5万9000円)となっている。
直前予約の場合、往復で約2000万ドン(約11万8000円)の負担となる計算である。
需要への対応として、ベトナム航空は2月1日から3月3日までの間、深夜便を中心に1300便超を増発し、約30万席を追加供給する計画である。
利用者に対しては、出発24時間前からのオンラインチェックインや空港キオスクの活用を促している。






































