<写真:giadinh.suckhoedoisong.vn>
2026年は年末年始のテト(旧正月)を前に、「月収はいくらか」という問いが世代間の摩擦となった。
若年層はこれをプライバシーに踏み込む無遠慮な質問と受け止める一方で、中高年層は単なる挨拶や関心の表れに過ぎないと主張している。
帰省直後、近隣住民から職業や給与について矢継ぎ早に尋ねられ、戸惑いを覚えたという声は少なくない。
収入の多寡を比較し、優劣を競うかのような雰囲気に違和感を抱く若者も多い。
重要なのは金額そのものではなく、誠実な働き方や家族への責任の果たし方であるとの指摘も出ている。
中には高額な収入を誇示することで対抗しようとする例もあるが、それはかえって人間関係を損なう結果を招きかねないとの懸念が強い。
これに対し、年長世代からは「口癖のような社交辞令に過ぎない」との反論が示されている。
彼らは収入そのものよりも人柄や家族への姿勢を見ているのであり、もし困窮していることが分かれば助け合うのが地域社会本来の姿であると考えている。
質問に過度な悪意を読み取り、閉鎖的になる若者側の受け止め方に問題があるとする声もある。
背景には、SNSの普及による「見せる文化」の拡大があるとされる。
成功や豊かさを可視化し、誇示する風潮が広がるなかで、収入の話題は以前にも増して敏感な問題となっているのである。
現実的な対応策としては、会社の守秘義務を理由にやんわりと断る方法や、「生活には十分である」といった曖昧な表現で答える方法が挙げられている。
冗談を交えて場を和ませることも有効であるとされる。重要なのは、尋ねる側も答える側も節度と謙虚さを保つことである。
本来テトは家族や地域の絆を確かめ合う機会であり、収入の多寡に目を向けるのではなく、互いを尊重し配慮する姿勢こそが、円滑な人間関係を支える基盤であると言える。








































