<写真:nguoiquansat.vn>
ベトナム南部の商業都市ホーチミン市では、テト(旧正月)明けに消費需要が落ち着き、コメや一部食料品の価格が下落している。
ホーチミン市商工局が公表したテト期間の需給調整および価格安定化策に関する総括報告によれば、2026年のテト前後を通じ、市内市場は安定的に推移した。
事前に十分な商品供給が確保されていたため、品不足や価格急騰、投機的な買い占めは確認されなかった。
野菜や果物、正月用の花卉は需要のピーク時に小幅な値上がりを見せたものの、急騰には至らなかった。
テト後は、住民による事前の買いだめの反動で需要が減少し、コメや一部食料品の価格は軟化している。
市内3カ所の卸売市場を通過する取扱量は、平常日で前年同期比約11%減、ピーク時には約20%減となったが、供給不足は生じなかった。
一方で、スーパーマーケットやショッピングセンターの売上は平常日比で20~30%増加した。
テト需要期にあたる2026年2月の小売総額は、前年同月比で約10%増加したと推計される。
市内の商業施設66カ所、スーパー300店超、コンビニエンスストア3600店超はほぼ通期営業し、多くは元日のみ休業した。
各企業はテト直前に通常の2~3倍の在庫を確保した。
テト関連の2カ月間に向けて準備された商品総額は約26兆ドン(約1560億円)に上り、このうち価格安定化対象商品は9兆ドン(約540億円)超で、需要期全体の23~43%を占めた。
需要の反動減により一部価格は調整局面に入ったものの、全体として市場は安定を維持したと評価される。





































