<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市の大気環境は全体として安定しているが、交通量の多い交差点を中心に汚染が続き、カットライ地区では観測データの84%が基準値を超過していることが分かった。
2021〜2025年期の環境現状に関する総合報告によると、市内の大気質は概ね中程度から良好を維持し、日平均の大気質指数(AQI)は90%以上に達した。
一方で、交通量の多い地域や港湾、鉱物採掘地域では粉じん汚染が継続している。
浮遊粒子状物質(TSP)は基準の1.1~2.02倍、微小粒子状物質(PM2.5)は1.1~4.6倍、ベンゼンは1.6~2.5倍それぞれ超過した地点が確認された。
他の指標は許容範囲内に収まっている。
都市部、特に中心部では交通量の増加に伴い大気汚染が増加傾向にある。ホーチミン市は排出抑制策を講じているが、十分な効果は上がっていない。
この期間、主要道路や工業団地周辺の住宅地でも粉じん汚染が継続し、総浮遊粉じんの濃度は約8%変動し、基準の1.56~2.02倍に達した。
交通量の多い交差点では、ラッシュ時の観測でカットライ、アンスオン、ビンフオック、スオイティエン、フインタンファット〜グエンバンリン交差点、国道1号線、アンフー交差点、カウオンボー四差路などで粉じん濃度が基準の1.1~4.6倍に達し、騒音も7~12デシベル上回った。
特にカットライでは観測値の84%が基準を超過し、アンスオン、ビンフオック、スオイティエン、フインタンファット〜グエンバンリンでは30~34%が基準超過となった。
排出源の主因は交通であり、交通由来排出のうち道路交通が95%以上を占める。PM2.5の排出でも道路交通が約92%を占めている。
さらに近年は、市内での建設やインフラ整備、住宅や橋梁工事が継続的に行われ、とりわけ都心部で大量の粉じんが発生している。
施工や資材運搬、建設廃棄物の処理に関して環境保護規定はあるものの、運用面での課題が残る。
資材の運搬中の落下や車両排ガス、施工活動による粉じんや騒音が大気環境の悪化要因となっている。








































