<写真:tienphong.vn>
ホーチミン市人民裁判所は5月7日、合成麻薬「ハッピーウォーター」の密売などに関与したとして、グエン・ティ・ホアイ(通称DJホアイ)被告に死刑判決を言い渡した。
判決によると、ホアイ被告は麻薬の違法売買、麻薬の違法所持、麻薬使用の組織の3罪に問われ、いずれも有罪と認定された。
共犯のタック・ホアン・ミン被告には終身刑が言い渡され、ほか6人も麻薬の違法売買罪で8年から終身刑の判決を受けた。
公判資料によると、ホアイ被告は2020年にカンボジアへ渡りDJとして働いていた際、「ジン」と名乗る人物と知り合った。
2022年には同人物がハッピーウォーターを製造していることを知り、帳簿管理や運搬に関与し、月額5000万ドン(約30万円)の報酬を得ていた。
2023年初め、甲状腺の治療のためベトナムに帰国後、ジンから送られた粉末状麻薬をホーチミン市で加工・包装し、ハッピーウォーターとして引き渡す役割を担った。
報酬は1袋当たり2ドル(約310円)であった。
同年2月から6月5日にかけて、ホアイ被告は複数の共犯者を雇い、5区の住宅を拠点に麻薬の調合・包装を行った。
原料はok粉や冬虫夏草粉と呼ばれる物質と混合剤で、ジン側から供給されていた。
グループは「Chali」「Deadpool」「Coffee」「Crispy Fruit」などの名称で製品を販売し、メタンフェタミン、MDMA、ニメタゼパム、ケタミンなど計108kg以上の麻薬を違法に取引した。
このうちホアイ被告は約106kg分の責任を負い、違法取引によって総額約38億ドン(約2280万円)の利益を得たと認定された。
また2023年6月2日から4日にかけて、ホーチミン市内の住宅で共犯者らに麻薬使用を組織したほか、同所で58.5gの麻薬を違法に所持していたとされた。
裁判所は、ホアイ被告が事件の首謀者であり、極めて大量の麻薬犯罪に関与したとして、最も重い刑罰が相当と判断した。
ホアイ被告および共犯者らは法廷で起訴内容を認め、利益の返還などを申し出た。




































