<写真:cdnphoto.dantri.com.vn>
ホーチミン市で、長さ約14cmの「ドラゴンエッグ」が肛門から直腸内に深く入り込み、31歳の男性が救急搬送された。
グエンチーフオン病院消化器外科の副科長であるチャン・バン・ヒエップ医師によると、患者は下腹部の痛みを訴え、自力で異物を取り出せない状態で来院した。
腹部の多列検出器CT検査の結果、円筒状で約5.5×5.5×13.5cmの異物が直腸からS状結腸にかけて深部に存在していることが確認された。
患者の説明では、「ドラゴンエッグ」と呼ばれる玩具を肛門から挿入して刺激を試みたが、奥まで入り過ぎたため直腸内に引き込まれて抜けなくなったという。
異物は大型で深部に位置し摘出が困難と判断され、医療チームは手術室での処置を決定した。
全身麻酔と筋弛緩薬を併用して肛門括約筋を弛緩させ、開腹手術を行わず自然孔からの摘出に成功した。
処置後、患者は1日経過観察を受け、容体が安定したため退院した。
同科では年間約4~5件の肛門・直腸内異物の症例を受け入れており、玩具のほかガラス瓶、キュウリ、電球、アヒルの卵、塗料用チューブなどが確認されている。
医師によると、こうしたケースは対応が遅れると粘膜損傷や出血、腸穿孔、腸閉塞、腹腔内感染など重篤な合併症を引き起こし、生命に関わる恐れがある。
異物の位置や大きさに応じて手指や専用器具、内視鏡、手術による摘出が行われ、低侵襲手法が困難な場合は開腹手術が必要となる場合もある。
医師は自宅での自己処理を避け、異物が発生した場合は速やかに消化器・外科専門の医療機関を受診するように呼びかけている。
また、肛門に玩具を使用する際は、安全な材質でストッパー付きの専用器具を選び、潤滑剤を用いて慎重に扱うことが重要であると指摘している。




































