<写真:nld.com.vn>
ドンナイ省で男性患者の腹腔内から、体長50cmを超えるウナギが摘出された。
直腸を穿孔して腹膜炎を引き起こしており、これは極めて稀で重篤な症例である。
ドンナイ省統一総合病院によると、23日正午頃、激しい腹痛と感染性ショック状態で搬送された41歳男性に対する緊急手術を実施した。
患者は前夜から腹痛を訴えていたが受診が遅れ、来院時には腹膜全体に炎症が広がり、重度の感染中毒状態に陥っていた。
検査と腹部超音波、CT検査の結果、腹腔内に長い索状の異物と多量の液体が確認されたほか、上部直腸前面に約2×1cmの穿孔が認められた。
外科チームが緊急手術を行い、腹腔を開腹して調査したところ、腹膜腔内に潜む体長50cm超のウナギが発見され、摘出された。
ウナギが直腸を突き破って腹腔内に侵入したとみられる。
手術では穿孔した直腸の縫合修復を行い、腹腔内を複数回洗浄して感染対策を実施した上でドレーンを留置した。
また、縫合部の保護のため人工肛門を造設した。
病院によると、本症例は医学文献上も極めて稀で、可動性のある大型の生体異物が直腸を穿孔し、大量の便汁が腹腔内に流入したことで重篤な腹膜炎を引き起こした。
手術自体は成功したものの、患者は現在も多臓器不全の危険がある極めて重篤な状態にあり、集中治療室で鎮静下に人工呼吸管理と持続的血液浄化療法を受けている。
異物侵入の原因については現時点で特定されていないが、胃や小腸に異常が見られないことから、口からの摂取ではなく肛門側から侵入した可能性が高いとされる。
同病院は、生活上の事故や民間療法などで生きた動物を肛門・直腸に入れる行為は、腸穿孔や感染性ショックを引き起こし生命を脅かす危険があると警告している。
また、異物が入った場合に自力で取り出そうとせず、速やかに医療機関で適切な処置を受けるように呼びかけている。







































