<写真:dantri.com.vn>
ベトナム中部ハティン省公安は、ホーチミン市およびドンナイ省で活動していた大規模な違法軍用武器製造拠点2カ所を摘発したと発表した。
発表によると、同省公安はサイバー空間上の手掛かりを基に捜査を進め、軍用武器の製造・保管・売買を行う広域犯罪組織の存在を把握した。
関係者らはTelegramやViberの匿名アカウントを用いて連絡や取引を行い、製造から組み立て、販売までを一体化した閉鎖的な流通網を構築していた。
指揮の下、捜査部隊はラオカイ省およびニンビン省で主犯格を拘束し、多数の空気圧式銃(PCP)、散弾銃、自作銃の本体、鉛弾、さらに製造用の機械や設備を押収した。
捜査当局はその後、関係者の取り調べを進め、軍用武器の違法保管および売買の容疑で9人を起訴した。
さらに捜査を拡大した結果、ホーチミン市とドンナイ省で活動する関係者が特定され、両地の公安当局と連携して機械工場2カ所を一斉に強制捜索した。
これらの施設は民生品製造を装い、密かに武器部品を生産していた。
捜索の結果、完成済みのPCP銃本体178丁、弾倉113個、アルミ合金素材300点のほか、多数の銃組立用部品、CNCフライス盤4台、CNC旋盤1台、デスクトップパソコン2台などが押収された。
捜査当局によると、ブー・マイン・クエット容疑者は2023年以降、工場を借りてCNC機器を導入し、PCP銃の部品製造を組織的に行っていた。
製品は国内外の顧客に販売され、注文数は数千件に上るとされる。
また、ドンナイ省在住のチャン・フー・チャン容疑者がPCP銃の主要部品である本体(C1、C2、C3型)の設計と製造を担い、これらは既に拘束されている主犯のグエン・ドゥック・ヒエップに供給されていたことも判明した。
同省公安のグエン・コック・フン副局長は、本件が複数地域にまたがる大規模かつ巧妙な手口の事件であるとし、製造拠点の摘発により違法武器の供給源を根本から断ち、社会の安全確保につながったと述べた。






































