<写真:tienphong.vn>
ハノイ市において、コンテナを改造した仮設住宅を麻薬や武器の保管拠点として使用していた犯罪グループに対し、同市人民裁判所は24日、主犯格らに終身刑を言い渡した。
起訴状によれば、ハー・ゴック・ザン被告(45)は2024年初頭、ハノイ郊外クオックオアイ郡バイロン地区にコンテナを設置し、内部を住居兼倉庫として改装した。
ザン被告は、その内部に麻薬や使用器具に加え、銃器や弾薬、刃物類を保管していたとされる。
共犯であるグエン・ティ・ホン・ニュン被告(39)およびグエン・クアン・ナム被告(31)は事実上の夫婦関係にあり、麻薬の売買を主導していた。
2024年6月には、通信アプリ「テレグラム」を通じて別の共犯者に指示を出し、コンテナ内に保管された麻薬を顧客へ販売しようとしていた。
運搬役の被告らは、ケタミン約1kgおよびメタンフェタミン約298gを所持して取引現場へ向かったものの、取引は成立せず、帰路において警察に検挙された。
その後の捜索により、コンテナ内から銃1丁と弾薬、さらに約1.6kgの各種麻薬が押収されたほか、別の関係先からも追加の麻薬が発見された。
裁判所は、被告らの行為が社会に重大な危険を及ぼすものであり、取り扱った麻薬の量も極めて多いと認定した。
その結果、ニュン、ナム、ザンの3被告に対し、麻薬密売の罪で終身刑を宣告した。
なお、ザン被告には軍用武器の不法所持罪で3年の有期刑が併科されたが、最終的な刑は終身刑とされた。
また、運搬などに関与した他の2被告には、それぞれ禁錮20年の判決が言い渡された。
本件は、違法薬物取引と武器所持が結びついた組織的犯罪の実態を示す事例である。







































