<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市警察は、AIを用いて著作権保護されたアオザイのデザインを複製し、製造・販売に利用したとして、布ブランド「ダットラン」の所有者を起訴した。
ホーチミン市警察によると、6月7日、捜査機関はホーチミン市タンソンニー坊在住のホアン・ティ・ビック・ゴック容疑者(40)に対して著作権侵害の容疑で事件を立件し、被疑者として起訴した。
捜査当局の初期情報はハノイ市警察内部政治保安部から提供され、ホーチミン市警察経済警察部が違法行為の解明を進めた。
初期捜査の結果、デザイナーのドー・チン・ホアイ・ナムは、アオザイコレクション「都市からの手紙」の作者であり、正当な著作権所有者であると認定された。
同コレクションは著作権局から登録証明書を取得しており、文化イベントやファッションショー、各種メディアを通じて広く公開されていた。
一方で、ゴック容疑者は当該作品が著作権保護されていることを認識し、かつ権利者の許可を得ていないにもかかわらず、同コレクションのデザイン画像を複製した。
さらにAIツールを用いて画像処理を行い、従業員に指示して設計データを修正・完成させ、「ダットラン」ブランドのアオザイ用生地として製造、広告、販売に利用していた。
捜査によると、同容疑者の事業は企業モデルで運営されており、設計、営業、生産部門に加え、大規模な機械設備や物流、会計体制を備えていた。
また複数のSNSアカウントやオンライン販売グループ、専門的な協力者ネットワークを活用し、主にハノイ市を中心に複数の省・市で商品を販売していた。
著作権保護センターの結論では、ドー・チン・ホアイ・ナムの著作物と、「ダットラン」社が製造・販売した製品との間に表現上の複製が認められた。
さらに、事件発覚後、ゴック容疑者は従業員に対し、違反デザインに関するデータやメッセージ、画像、投稿をSNSや社内グループから削除するように指示し、証拠隠滅を図っていた。
ホーチミン市警察は現在も捜査を拡大し、関係する個人および組織の責任を含め、全容解明を進めている。







































