<写真:dantri.com.vn>
ハノイ市で歩道占有の取り締まり強化を受け、カフェが店舗前面を後退させて歩道のような空間を自ら設け、来店客の確保を図る動きが広がっている。
2025年12月13日からハノイ市は計画332を実施し、都市秩序の回復を目的に歩道の占有行為を取り締まり、歩行者空間の確保を進めている。
これに伴い、旧市街のグエンフーフアン通りでは、多くの店舗が外観を改修し、歩道に接する形で座席を配置する設計に変更している。
大教会前のレモンティー店では、客が座れるように段差部分へシートを敷くなどの対応を進めている。
中心部から約3km離れたフエ通りのカフェでは、5月初めから店舗前面を約1m後退させる改修を実施した。
許可された敷地内に収まるように設計し、簡素な構造とすることで建設費の増加を抑えた。
前面スペースにはテーブルと椅子を2組設置し、最大6人まで利用できる。
夕方以降の涼しい時間帯に利用が多く、日中は特徴的なデザインを背景に写真撮影の目的で訪れる客が中心という。
初めて利用した顧客は、かつてのように通りの様子を眺めながら飲食できる点を評価しつつ、歩道を占有しない点に安心感があると話した。
店舗オーナーによると、試験運用の段階ながら独自の発想が評価され、好意的な反応が寄せられている。
前面スペースは店内と分離され、利用客に一定のプライバシーを提供するという。
トーヒエウ通りのカフェは、2025年4月に建設され、前面に擬似的な歩道空間を設けた設計を採用した。
建物を約2m後退させたことで動線は制約を受けたが、約50㎡のスペースを確保し、8〜10組の座席を配置できる。
建設費は約2億ドン(約122万円)である。床材にはタインホア省産の青石を使用し、正方形の配置で実際の歩道に近い印象を演出している。
夏場の高温時には屋内席の利用が大半を占めるという。
同様の手法はランハー通りの店舗でも導入され、店舗周囲に約2mの空間を確保し、約6卓を配置している。
複数の支店で同設計を採用し、公共の歩道を占有せずに屋外席を提供している。
歩道風スペースには電源や扇風機、照明も設置され、屋内に近い利便性を確保している。










































