<写真:thesaigontimes.vn>
ベトナム南部アンザン省のフーコック島で観光客数が大幅に増加し、同省の観光収入の8割超を占めた。
アンザン省観光局によると、1月から5月までの同省の観光客数は延べ1330万人超で、前年同期比12.1%増となった。
このうちフーコック島は約477万人を受け入れ、同34.2%増、年間計画の56.1%を達成した。
外国人客は約117万人で同51%増となり、省全体の外国人観光客の大半を占めた。
5月単月では約89万7000人が訪れ、同19.4%増であった。観光収入は約4兆1420億ドン(約265億1000万円)で、2025年比12%増となった。
5カ月間のフーコック島の観光収入は26兆9610億ドン(約1725億5000万円)に達し、前年同期比50.4%増となった。
これは同省全体の観光収入33兆1690億ドン(約2123億円)の81%超に相当し、同島が観光成長の中核であることを示している。
専門家は、外国人観光客に対するビザ免除政策、交通インフラの整備、大規模な観光・リゾート複合施設の開発が成長要因であると指摘する。
これにより滞在期間の延長や消費額の増加につながっている。
南部エリアでは近年、ビーチリゾートや娯楽施設の開発が進み、観光商品の多様化が進展した。
ケムビーチ沿いのリゾート群、ホントム島へのロープウェイ、ホアンホン町などに加え、夜間の公演や娯楽活動も展開されており、従来の海浜リゾートから多様な体験型観光地へと拡大している。
こうした多様化により、韓国、台湾、カザフスタン、モンゴル、インド、東南アジア諸国などからの外国人観光客の人気を集めている。
また、新たな国内外路線の開設や航空ネットワークの拡充により、アクセス環境も改善した。これにより外国人観光客比率の向上が後押しされている。
2025年のフーコック島の観光客数は810万人超で、このうち外国人は約180万人であった。地元当局は2026年の観光客数を約850万人、外国人を約200万人と見込んでいる。
国際観光研究機関の一部は、自然資源と観光インフラ、新規観光商品の開発が組み合わさり、フーコック島が地域内で競争力のある観光地として台頭していると評価している。
今後は2027年のAPECに向け、国際空港の拡張や宿泊・会議施設の整備など主要インフラの開発が進められる予定であり、さらなる成長余地があるとされる。





































