<写真:doanhnhansaigon.vn>
ベトナムを訪れる外国人観光客数が過去最高を記録した。文化・スポーツ・観光省傘下の観光総局によると、2026年1~5月の累計は1060万人に達し、前年同期比で増加した。
5月単月の訪越客は約180万人で、前年同月比16.5%増となった。
季節的に閑散期とされる5月としては過去最高であり、観光需要の底堅さを示した。年初から5カ月で、年間目標である2500万人の約42%を達成した。
観光総局は、地政学的リスクや経済的困難が続く中でも、政治・社会の安定や競争力あるコスト、国際路線の拡充、査証政策の利便性などが評価され、安全な渡航先としての魅力が維持されていると指摘した。
国・地域別では、中国と韓国が引き続き最大市場で、両国で全体の約4割を占めた。ロシアは回復が顕著で、上位3位に浮上し、5カ月間の訪越客数は2019年通年の約9割に達した。
このほか、台湾、カンボジア、米国、インド、日本、フィリピン、オーストラリアが主要市場に名を連ねた。
カンボジアは5位に上昇し、インドも高い伸びを維持した。一方、日本は上位を維持しつつも8位に後退し、増加率は11.8%と全体平均を下回った。
地域別では東南アジアが成長を牽引し、フィリピンは71.9%増と大幅に伸びた。
カンボジア(40.2%増)、インドネシア(28.7%増)、シンガポール(28.5%増)、マレーシア(21%増)も好調であった。南アジアではインドが50.4%増と高い伸びを示した。
欧州は54.8%増と最も高い成長率を記録し、ロシアが194%増と突出した。
ドイツ、フランス、英国、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンなども増加したほか、ポーランド、スイス、チェコからの訪問も拡大した。
遠距離市場ではオーストラリアが21.2%増、米国が18.8%増と堅調に推移した。



































