<写真:tuoitre.vn>
ベトナムで越境QR決済の導入後、中国および韓国からの観光客による購買額が、数週間で1日あたり数億ドン規模から数十億ドン規模へと急増した。
5月25日、ベトナム国家銀行およびホーチミン市人民委員会の指導のもと「デジタル金融の日2026」の発表記者会見が開催された。
同プログラムは7年間続いた「キャッシュレスデー」を刷新したもので、「スマート決済がデジタル金融を促進」をテーマとする。
サコムバンクのグエン・フオン・フエン執行役員兼リテール部門長は、同銀行がタイ、カンボジア、ラオスに加え、中国および韓国ともQRグローバル決済を展開したと説明した。
これにより、海外旅行を行う国内顧客だけではなく、訪越外国人からの外貨流入拡大にもつながっていると述べた。
また、こうした決済基盤はコスト削減に寄与するほか、顧客データの分析や行動把握を可能にし、従来の金融サービス提供から金融プラットフォームへの転換を後押しする可能性があると指摘した。
ナパスのグエン・タイン・トゥン副社長は、同社がタイ、ラオス、カンボジアとの間で双方向のQR越境決済をすでに実現しており、今後は銀行やフィンテック企業と連携し、小規模店舗から大規模小売までVietQRPayの受け入れ網を拡大すると述べた。
ビザのケルビン・ウトモ・ベトナム・ラオス・カンボジア担当製品ソリューション責任者は、ベトナムのデジタル商取引が急速に発展していると指摘し、消費者の決済行動が非接触・デジタルへ大きく移行していると説明した。
ビザのデータでは、非接触決済の割合は約3年前の約50%から現在は約80%に上昇し、そのうち約30%がグローバル電子ウォレットによるものである。
さらに、中小企業や個人事業者向け支援の強化、安全でシームレスな決済体験への需要拡大といった動きが、同国のデジタル決済市場を形成しているとした。
プルデンシャル・ベトナムのブー・タイン・チュック・ブランド・マーケティング部長は、生命保険分野においてもデジタル化が進んでおり、顧客が契約申請から保険金請求までを一元的に管理できる仕組みの構築を進めていると説明した。
キャッシュレス決済の普及は、透明性と利便性の向上に寄与しているという。








































