<写真:dantri.com.vn>
ベトナム中部ハティン省で、台湾人5人を含むグループがオンライン賭博と資金洗浄を行ったとして摘発され、2カ月余りで総額1兆ドン(約61億円)の資金を動かしていたことが分かった。
6月29日、ハティン省公安省捜査警察機関は、台湾在住のチャン・ジャーシエン(30)、ユー・リー・ハオ(28)、パン・クンイェン(33)、シュエ・ウェイチュン(32)、リン・フイメイ(25)の5人と、30人以上を資金洗浄および賭博の容疑で勾留した。
捜査によると、数カ月前、チャン・ジャーシエンらはオンライン上で賭博と資金洗浄の組織を構築し、ベトナム人の協力者と結託して、巧妙かつ閉鎖的な運営ネットワークを形成していた。
チャンはホーチミン市内のマンションを拠点として賃借し、側近を派遣してベトナム人従業員を管理し、口座開設や取引、資金移動を実行させていた。
組織は複数の中継銀行口座や電子機器、暗号化通信アプリを用いて資金の流れを隠蔽し、遠隔操作で運営していた。
約2カ月ごとに拠点や人員を入れ替え、摘発を回避していたとされる。
また、携帯電話契約名義や銀行口座の開設名義を担う人員を多数募集し、各口座の取引上限は10億~30億ドン(約610万~1830万円)に設定されていた。
これらの口座情報は主導者5人に集約され、賭博資金の受け取りや分配に使用されていた。
ハティン省公安はオンライン監視の過程で本組織を把握し、専案を立ち上げて捜査を進めた。
6月下旬には警察官66人を動員し、ホーチミン、ハノイ、ハティン、ラムドン、ダナンで同時に捜索と拘束、関係者36人の召喚を実施した。
捜査当局は携帯電話計322台、コンピューター3台および関連資料を押収した。
当局は、同組織が2カ月余りで266の銀行口座を使用し、1兆ドン(約61億円)を超える資金洗浄を行ったとみており、事件の全容解明を進めている。






































