〈写真:vietnamplus.vn〉
2026年7月1日施行の政令174/2026/NĐ-CPにより、ソーシャルメディア上での情報共有に関する規制が強化され、著作権侵害や虚偽情報の投稿に対し厳しい罰則が科されることとなった。
同政令では、知的財産権者の許可を得ずに新聞記事や文学・芸術作品、出版物をSNS上で提供・共有した場合、2000万~3000万ドン(約11万6000~17万4000円)の罰金が科されると規定している。
流通が認められていない作品や流通禁止、没収措置が取られた作品の共有も対象となる。
報道作品の共有に関しては、リンクのみを投稿する行為は著作権侵害には当たらないとされる。
リンクは作品そのものではなく、読者を報道機関のページへ誘導する手段に過ぎないためである。
一方、リンクに加えて記事の一部または全文を無断で掲載する行為は、著作権侵害と見なされる可能性がある。
また、記事内容を別の表現で書き直した場合でも、報道機関が独自に取材した情報を基にしている場合は侵害と判断されることがある。
特にインタビューや分析、独自の詳細情報など記者の取材成果に基づく内容の利用には注意が必要である。
一方、天候や交通事故など広く共有される一般的な情報については、必ずしも侵害とは見なされない。
文化・スポーツ・観光省傘下の放送・テレビ・電子情報局によると、具体的な違反の有無は個別事案ごとに法令に基づき判断される。
さらに同政令は、SNS上での虚偽情報や誤情報の投稿に対する罰則も引き上げた。
虚偽、歪曲、中傷などの情報を拡散した場合、従来の2000万~3000万ドン(約11万6000~17万4000円)から引き上げられた水準で処罰される。
特に、社会不安を招く情報や経済・社会活動に損害を与える内容、国家機関や公務執行に支障を与える情報を保存・流通させた組織には、最大5000万ドン(約29万円)の罰金が科される可能性がある。
個人に対する罰金は原則として組織の半額となる。
違反者には罰金に加え、違反情報の削除やデータの消去などの是正措置が命じられる場合がある。





































