<写真:kenh14.vn>
ドンタップ省公安は、家族が事故に遭ったなどと伝える電話を受けた場合、直ちに通話を切断し、別の手段で事実確認を行うように住民へ呼びかけた。
同省公安は7月5日、従来は電話帳に登録された家族の名前が表示される着信は安全と考えられてきたが、その認識は時代遅れで極めて危険であるとする緊急警告を発表した。
発信者番号偽装(Caller IDスプーフィング)と呼ばれる手口により、犯罪グループが表示画面を操作できるためである。
この手口では、実際の発信者が詐欺犯であっても、電話には「父」「母」「子ども」など登録済みの名称がそのまま表示される。
見慣れた表示に加え、泣き声や緊急性を強調する内容で金銭の送金を迫ることで、受け手を動揺させる。
ドンタップ省では、この詐欺が高齢の保護者や農村部の労働者、都市部に進学・就労する子どもを持つ家庭を主な標的としている。
子どもの名前が表示され、医療費や身代金の支払いを求められると、親は冷静さを失い、銀行や送金所で数千万ドンから数億ドン規模の金額を送金してしまう事例が発生している。
その後、本人に連絡して初めて無事が確認され、電話が偽装であったことに気づくケースが相次いでいる。
同省公安は、緊急の送金を求める電話に対しては即座に通話を切り、必ず別の通信手段で確認するように強調した。
どれほど高度な技術であっても、冷静さと慎重さがあれば被害は防げるとして、住民に対し注意喚起の共有も呼びかけている。





































