<写真:congan.com.vn>
ホーチミン市で、就労仲介を装って複数人をカンボジアへ送り売り渡したとして、主犯格の被告2人に対し重い判決が言い渡された。
7月8日午後、ホーチミン市人民裁判所は、ホアン・ミン・ドゥック被告に懲役18年、ズオン・マイン・フン被告に懲役20年を言い渡した。
両被告はいずれも「人身売買」および「16歳未満の人身売買」の罪に問われていた。
また、残る5人の被告には「他人の不法出国の手配」の罪で、懲役4年から6年の判決が下された。
裁判所は、被告らの行為は人身の自由を侵害し、出入国管理にも悪影響を及ぼす極めて危険なものであると指摘した。
被告らは犯行を認め反省の態度を示し、一定の情状酌量が認められたものの、一般予防の観点から厳罰が相当と判断された。
起訴状によると、ドゥック被告とフン被告は、身元不明の「スー」と名乗る人物から、カンボジアで働く人材を集めるよう依頼され、1人当たり1000万ドン(約6万1900円)の報酬を約束されていた。
その後、ドゥック被告の関係者で「フエン」と名乗る人物が人材紹介会社に接触し、ドンナイ省で観賞植物の世話を行う労働者を月給700万ドン(約4万3300円)で募集していると説明した。
さらに、ドゥック被告とフン被告が労働者を引き取り、就労先へ連れて行くと伝えた。これを信じた同社は、2022年6月29日から7月4日にかけて5人を両被告に引き渡した。
この中には15歳6か月と14歳11か月の未成年2人が含まれていた。両被告はこれらの人々をカンボジアへ連行し、「スー」に引き渡して報酬5000万ドン(約30万9000円)を受け取った。
さらに7月5日、両被告は同社から新たに2人を受け取り、「スー」の関係者に引き渡すためロンアン省(現タイニン省)国境付近へ移送した。
しかし途中で被害者がカンボジアへ連れて行かれることに気づき、同意せず会社へ救出を求めた。
通報を受けた同社の責任者が警察に届け出たことを受け、ホーチミン市公安当局は地元当局と連携し、国境付近で被害者を救出するとともに容疑者らを拘束した。
なお、本件に関与した一部の人物については身元が不明のため、捜査機関は分離して今後処理するとしている。







































