<写真:イメージ画像>
ベトナム・アンザン省のフーコック経済特区で建設途中のまま長年放置されていた「シェラトン・フーコック・リゾート」が事業終了となり、事業者は4カ月以内に建設済み施設を撤去し、更地に戻すよう命じられた。
同事業は着工の大幅な遅れを理由に投資方針が取り消された20件超の案件の一つであり、土地利用の無駄を防ぎ、市街地整備を進めるとともに、2027年のAPEC首脳会議に向けた準備の一環として対応が進められる。
フーコック経済特区管理委員会によると、事業はViễn Đông Phú Quốc社が開発を担い、2013年に投資方針が承認され、2023年に計画が修正された。
しかし、現在までに事業は約束した工程より2年以上遅れている。
計画地は旧ズオン・トー地区クアラップの海沿い約3haに位置し、チャンフンダオ通りと海に面した立地である。
当初は延べ床面積3万5000m²超、客室300室の5つ星ホテルを中心に、会議場やレストラン、スパ、スポーツ施設、子ども向け施設、屋外プール、屋上プールなどを備えた複合リゾートとして計画されていた。
しかし、建設が進められたのは約6階建てのホテル本館のコンクリート躯体部分までで、内装や付帯施設は未整備のまま工事は中断された。
現場はコンクリート構造がむき出しとなり、雑草が生い茂り、作業員の姿もない状態が続いている。
管理委員会によると、事業者は2019年に海沿いの一部施設の建設を開始したが、その後工事を停止した。
新型コロナウイルス禍の影響を理由に一度期限延長が認められたものの、最終的にも工程を満たせなかったため、事業継続は認められなかった。
アンザン省人民委員会も、フーコック経済特区を中心に長期間進展のない事業を見直し、土地の有効活用に向けて回収を進める方針を示している。






































