<写真:イメージ画像>
ハノイで22歳の男性が、マッサージ店従業員との無防備な性的接触を繰り返した後、性器に小さないぼ状の腫瘤が現れて受診したところ、性感染症の尖圭コンジローマとクラミジア感染症を同時に発症していたことが分かった。
診断した医師は、クラミジア感染症は将来的に男性の生殖機能へ影響を及ぼす可能性があるとして注意を呼びかけている。
メドレーテック総合病院によると、男性は過去約6か月間、マッサージ店従業員と複数回にわたりコンドームを使用せず性的接触をしていた。
性器のいぼは約2か月前から現れていたが自然に治ると考えて受診を先延ばしにし、7月下旬になって陰茎小帯付近に直径2~3mmほどのいぼが4~5個集まったため受診した。
排尿時の痛みや頻尿、尿道分泌物など尿道炎にみられる症状はなかった。
医師は病変の形状から尖圭コンジローマを疑う一方、性的接触歴を踏まえて性感染症の包括的な検査を実施した。
その結果、尖圭コンジローマの原因となるHPV11型と、性器感染症の主要な原因菌であるクラミジア・トラコマチスの両方が検出された。
患者は治療方針に基づく投薬を受け、治療期間中は性的接触を控えるよう指導された。
皮膚科のグエン・トゥー・チャン医師は、クラミジア感染症は多くの患者で自覚症状が乏しく見逃されやすいと指摘する。
感染が長期間続くと精巣上体炎を引き起こし、精子の質や男性の生殖能力に影響する可能性があるという。
世界保健機関(WHO)によると、治療可能な性感染症の新規感染者は世界で1日当たり100万人を超える。
2020年にはクラミジア・トラコマチスの新規感染者が世界で約1億2900万人に上ったと推計されている。
医師は、異常を感じた場合は早期に医療機関を受診するとともに、コンドームを正しく使用し、安全な性的行動を心掛けるよう呼びかけている。





































