<写真:イメージ画像>
ハノイ市警察の捜査機関は8月1日、著作権および著作隣接権の侵害容疑で、電子機器メーカー「Việt KTV」グループの社長、ブー・フィ・ディエップ被疑者(45)を被疑者として立件した。
同被疑者は、数千件の音楽作品を無断で複製し、カラオケ機器に組み込んで販売し、不正に利益を得た疑いが持たれている。
捜査当局によると、同社は著作権利用契約を一切締結していないにもかかわらず、ディエップ被疑者が技術担当者に指示し、複数のデジタル配信サービスから音楽作品を複製させた。
その後、カラオケ用データへ加工し、独自形式に変換したうえで、自社ブランドのカラオケ機器に組み込んでいたという。
データはクラウドシステムと容量4TBの元データ用ハードディスクに保存され、市場へ出荷する前にカラオケ機器へ複製されていた。
内蔵ハードディスクのない製品でも、利用者はあらかじめ接続されたオンラインシステムから無料で楽曲をダウンロードできる仕組みになっていた。
2023年から2026年6月までに同社は919台を販売し、不正利益は約8億5200万ドン(約530万円)に上るとされる。
また、ベトナム音楽著作権保護センターが4万1000件超のデータファイルを調査した結果、管理対象となる約1500作品が無断利用され、暫定的な被害額は約6億ドン(約370万円)と認定された。
ハノイ市警は、著作権侵害事件を相次いで摘発・捜査したことは、デジタル技術を悪用して知的財産権を侵害し、不正利益を得ようとする組織や個人への強い警告であると指摘した。
そのうえで、保護対象となる著作物を複製、配布、販売する違法行為は、法令に基づき厳正に処分するとして注意を呼びかけた。









































