<写真:イメージ画像>
ホーチミン市ビンフンホア地区で36年間にわたり歩道で営業してきたフーティウ屋が移転した後に「豪邸の中にあるフーティウ店」としてTikTokで話題となり、来店客が急増している。
移転後の住所はレーチョンタン通り703/12番地で、新築した自宅の敷地内である。
約3週間前に来店客が投稿した動画をきっかけに注目を集め、現在は開店前から客が並ぶ状況が続いている。
店を営むマイ・バン・リエムさん夫妻は、以前は朝に約70杯を販売していたが、現在はその約2倍に増え、家族総出で接客しても対応が追いつかないという。
一方で、混雑のため長年の常連客が待ちきれずに帰ってしまうこともあり、夫妻は心苦しく感じている。
1杯3万ドン(約190円)の価格は従来のまま据え置いている。
夫妻はいずれもホーチミン市出身で、1990年に姉から受け継いだ屋台をきっかけにフーティウ屋を始めた。
3人の子どもを育てるため、屋台営業に加えて農業や養豚、酒造り、市場での仕入れ販売など複数の仕事を掛け持ちし、ほぼ休みなく働き続けた。
雨季には床上まで浸水する老朽住宅で暮らしながらも、自宅の改修を後回しにして子どもたちの教育を優先したという。
子どもたちが成長して生活が安定したため、夫妻は2025年7月、1000m²の敷地に新居を建設した。
浸水対策として建物の床を1.5mかさ上げし、前庭約200m²を店舗スペース、裏手を畜産用地として利用している。
屋台も道路脇から庭へ移されたが、営業スタイルは変えず、現在も夫婦が調理や配膳を中心に担い、家族が繁忙時間帯に駐輪整理や片付けを手伝っている。
子どもたちは夫妻に引退や旅行を勧めているが、夫妻は店を続ける考えである。
リエムさんは、自宅で過ごすよりも長年通う近隣住民と店で言葉を交わしながら働く時間を楽しんでいるとしている。







































