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ベトナム政府は、ラオカイ〜ハノイ〜ハイフォン鉄道計画の投資方針について、国会に変更を提案した。
事業費は総額289兆3390億ドン(約1兆8010億円)となり、国会が承認した当初の概算から86兆1080億ドン(約5360億円)増える見通しである。
政府は、行政区画の再編や2桁成長目標への対応、2026年4月のベトナム・中国共同声明を踏まえた国際鉄道輸送の強化などを見直しの理由に挙げている。
建設省のチャン・ホン・ミン大臣は6日、首相の委任を受けて国会に提案を説明した。
計画では、イエンビエン〜ザーラム間約8.4kmの区間を追加するほか、既存鉄道との接続支線2本を新設する。
また、バックホン駅からナムハイフォン駅までの区間について、当初予定していた単線整備ではなく複線で完成させる案へ改める。
需要予測の更新では、2045年までに複線化が必要となる見通しが示されたため、将来的な拡張を前提とせず初期段階から整備する方針である。
さらに、港湾へ接続する支線では電気機関車を採用せず、既に計画に盛り込まれているディーゼル機関車を使用し、2045年をめどにクリーンエネルギー機関車へ移行することを見込む。
政府は、国際貨物輸送との接続を確保するため、中国の鉄道規格を採用する方針も示した。
一方、国会経済・財政委員会は、投資方針を見直す必要性には概ね同意したものの、調査データや技術方式、事業費、資金調達、用地需要について引き続き精査すべきであると指摘した。
特に、2026~2030年に複線を完成させる案は事業費と公共投資負担を大幅に押し上げるため、他の重要国家プロジェクトとの財源配分への影響を検証するとともに、同種の鉄道事業との比較を通じて事業費の妥当性を改めて確認するよう求めている。


































