<写真:イメージ画像>
タイニン省の7~10歳のきょうだい3人が、野ネズミの肉を数日間続けて食べた後に重い凝固障害と出血症状を起こし、ホーチミン市小児病院で治療を受けた。
病院は、殺鼠剤に含まれるビタミンK拮抗作用を持つ「スーパー・ワルファリン」による中毒の疑いがあるとしている。
病歴によると、入院の約1週間前から家族が調理した野ネズミの肉を連日食べていた。
7日目になると3人とも腹痛や嘔吐、下痢に加え、腕や脚、腹部などに多数のあざが現れた。
7歳の男児は黒色の吐血、腹部膨満、血尿も認められた。
地元病院での検査ではプロトロンビン時間が20秒超、INRが3超と判明し、その後ホーチミン市小児病院へ搬送された。
同病院では胃洗浄や活性炭の投与を行い、凝固機能を連日監視したが、凝固障害はさらに悪化し、INRは3.5超、凝固因子は20%未満まで低下した。
3人にはビタミンK1投与や電解質・酸塩基平衡の補正が行われ、重度の出血と両側胸腔内出血による呼吸不全を起こした7歳男児には、気管挿管や人工呼吸、凍結新鮮血漿と輸血による集中治療が実施された。
約3週間の治療後、3人とも容体は徐々に安定し、出血症状は消失、凝固機能もほぼ正常まで回復した。
7歳男児も人工呼吸器を離脱している。
ただし、スーパー・ワルファリンは体内組織に数週間から数カ月残留する可能性があるため、退院後もビタミンK1の内服と、再び凝固障害が起きないか経過観察を続けるとしている。
病院のグエン・ミン・ティエン医師は、スーパー・ワルファリン系の殺鼠剤は重篤な出血を引き起こし、早期に発見・治療しなければ生命を脅かす恐れがあると警告した。
また、保護者に対し、安全で由来の明確な食品を選び、食後に異常な症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけた。





































