〈写真:イメージ画像〉
多くの中秋節向け月餅が2026年、前年より3~20%値上がりし、ホーチミン市の店頭では5~10%程度の上昇が目立っている。
原材料や人件費、包装資材のコスト増が主な要因で、消費者からは家族向けの定番商品でも価格上昇に驚く声が上がっている。
ホーチミン市の調査では、店舗や価格帯によって値上げ幅は異なるものの、多くの商品が前年同期を上回った。
例えば、アワビ入り月餅は1個19万5000ドン(約1200円)と前年の18万ドン(約1100円)から8%超上昇し、伝統的な餡の商品も約7%値上がりした。
大手ブランドでは150g入りの五目月餅が1個24万~27万ドン(約1500~1700円)と約10%上昇し、4個入りギフトセットは70万~100万ドン(約4300~6200円)で販売されている。
製造業者によると、2026年は原材料価格が約40%、人件費が30~40%上昇したほか、化粧箱や包装資材も値上がりした。
このため、一部メーカーでは1箱当たり平均約15%の価格改定を実施した。
一方で、需要はシーズン序盤のためまだ大きく伸びていないが、企業による贈答用の注文は増加傾向にあり、ある製造業者は生産量を約10万個と前年の2倍にする計画である。
一方、大手企業の値上げ幅は比較的小さい。KIDOは商品によって3~5%の値上げにとどめ、一部商品は価格を据え置いた。
Orionは価格を2~3%引き上げる一方、供給量を前年より10~15%増やして約300tを提供する予定である。Phúc Longも価格をほぼ据え置いている。
これに対し、インターネットで販売される手作り月餅は1個2万7000~9万5000ドン(約170~590円)程度とブランド品より大幅に安く、ギフトセットも15万~48万ドン(約930~3000円)で販売されている。
商品は伝統的な餡に加え、ティラミスや半熟卵入りラバ、もち入りなど種類が増えているが、ホーチミン市食品安全局は、製造元や原材料の情報が不明確な商品には注意するよう呼びかけている。






































