〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市ホアンキエム区人民委員会は、フンフン通り沿いの築100年以上の鉄道高架橋の石造アーチ131基を対象とする都市設計計画を2026年8月中に取りまとめる予定である。
計画では、アーチを順次開口した上で、歴史的建造物を活用した文化・商業・観光空間の整備を目指す。
計画によると、アーチ沿いのエリアは5つの機能区域に分けられ、伝統工芸や地域産業の紹介スペース、地域文化・芸術の交流空間、飲食文化エリア、伝統市場のゾーンに加え、ロンビエン駅の歴史的建築を保存しながら公共公園を整備する構想である。
都市設計案の策定後は、法令に基づく手続きを経て事業を進める予定としている。
対象となる鉄道高架橋は、ハノイ駅からロンビエン駅まで約1.7kmにわたり、1900~1902年にフランス統治時代に建設された。
石積みのアーチ構造を持ち、フンフン通りやガムカウ通り沿いに続く独特の景観は、旧市街と旧フランス人街を結ぶ歴史的な都市景観を形成している。
現在131基のアーチのうち交通用として利用されているのは6基である。
これまでにも活用に向けた取り組みは進められており、2017年には国際交流基金(KF)と国連人間居住計画(UN-Habitat)の協力で25基のアーチの保存・修復事業が実施された。
さらに2020年には、ガムカウ通りの5基でアーチを開口する試験事業が行われ、今回の131基を対象とした文化・商業・観光空間の整備構想の基礎となった。









































