<写真:イメージ画像>
カインホア省ニャチャン市で、著名なホテルや観光施設になりすました偽のFacebookページを利用し、宿泊予約の前金をだまし取る被害が後を絶たない。
旅行業界は状況が以前より改善したものの根絶には至っておらず、関係当局は旅行者や事業者に対し警戒を呼びかけている。
ある女性は2026年7月末、家族旅行のためSNSでホテルを探し、「Vinpearl Hotel Nha Trang」を名乗るFacebookページに連絡した。
担当者から割安な宿泊プランを勧められ、ホンチェ島のホテル2泊3日分として前金200万ドン(約1万2000円)を振り込んだが、その後は連絡が取れなくなった。
宿泊計画は中止となり、被害額は大きくないとして通報は見送ったものの、家族旅行が延期になったことへの落胆が大きかったという。
こうした被害は珍しくなく、旅行者が現地で初めて予約が存在しないと知るケースも報告されている。
カインホア観光協会のファム・ミン・ニュット会長は、2024年以降、観光関連企業が相次いでブランド名の悪用防止を関係当局に要請した結果、偽ページは減少したものの、依然として確認されていると説明した。
詐欺グループは大幅な値引きや特典付きプランを提示し、価格の安さを求める利用者の心理につけ込んでいるという。
カインホア省文化・スポーツ・観光局によると、2026年最初の7カ月間の同省への観光客数は約1510万人で、このうち外国人旅行者は約550万人に達した。
観光需要の拡大とデジタル上での販促活動の活発化に伴い、知的財産権や旅行者保護、観光地としての信頼性を守る対策の重要性も高まっている。
同省公安の対外安全保障部門は、事業者に対し、商標やウェブサイト、SNSアカウントなどの適切な管理と保護に加え、偽サイトや偽アカウントを継続的に監視し、公式の予約窓口を明確に公表するよう求めている。
旅行者には、公式ウェブサイトや正規のSNSページを利用して予約し、不審なページを見つけた場合はURLや画面画像、送金記録などを保存した上で、警察や観光当局へ速やかに通報するよう呼びかけている。







































