<写真:Go Hobby公式FB>
ホーチミン市で12日から23日まで開催されている「The Gundam Base Pop-up World Tour 2026」が、多くの来場者を集めている。
Bandaiにとっては、10年にわたり正規市場を育成してきたベトナムで、常設店舗「The Gundam Base」の開設可能性を見極める試金石となるイベントでもある。
正規販売代理店Go Hobbyを展開するGoGo Entertainmentによると、今回の催しはベトナム市場の発展における重要な節目であり、将来的な常設店舗の開設についても検討材料の一つになるという。
ただし判断は売上だけでなく、ファンコミュニティーの成熟度や模倣品対策を含めた市場環境も重視するとしている。
会場では限定版Gunplaの販売に加え、大型ガンダム模型の展示や無料組み立て体験を実施している。
Bandaiは販売と展示、体験を組み合わせた運営を通じて、既存ファンだけでなく新たな来場者の反応も確認している。
Gunpla専門店LIB Gunplaの店主は、近年のベトナム市場では、アニメ作品をきっかけに模型を購入する従来の流れだけでなく、模型を入口としてガンダム作品や世界観に興味を持つ人が増えていると指摘する。
所得や購買力の向上に加え、アニメ文化の浸透や新シリーズの展開も市場拡大を後押ししているという。
また、限定商品を投入したことは、長年ブランドを支えてきた熱心なファン層の規模や支持の強さを測る狙いもあるとの見方を示した。
市場評価では売上のほか、来場者数、SNS上での話題性、顧客の年齢層や購買データ、コミュニティーの活発さなども重要な指標になるとしている。
ベトナムにはすでに正規販売網や専門店、愛好家コミュニティー、Gunpla競技会が存在する一方、活動はなお分散している。
常設のThe Gundam Baseが実現すれば、展示会やワークショップ、大会、新製品発表などを継続的に開催する拠点となり、ファンコミュニティーを結び付ける役割を担う可能性がある。
今回のイベントは、その実現可能性を探る重要な試みとなっている。







































